愛知県高校野球といえば、私学4強。過去10年で私学4強が甲子園に出場した回数はなんと9回。
そんな圧倒的な力をみせている4強に勝利した学校を調べてみました。
私学4強とは・・・
中京大中京、愛工大名電、東邦、享栄のことを指します。
※過去10年(2009年〜2018年)のデータです。
私学4強以外で勝利した高校
1勝 愛知、中部第一、西尾東、菊華、時習館
この中で時習館以外の高校は享栄に勝利した高校になります。時習館は2011年に愛知県大会3連覇を狙っていた中京大中京に勝利しました。
3勝 栄徳
準優勝をした2014年に中京大中京と愛工大名電を、2017年に東邦を破っており、合計で3回私学4強に勝利しています。
2014年に大内くん・大塚くんという好投手を擁し、中京大中京と愛工大名電を破ったのが印象的でした。私学4強以外でもっとも甲子園に近い高校の一つといっても過言ではないでしょう。
3勝 至学館
2013年、2018年に中京大中京を、甲子園初出場を果たした2011年に決勝で愛工大名電を破っています。
過去10年間で私学4強を倒し、夏の甲子園に出場した高校は至学館のみ。2017年には選抜も出場しており、着実に実力をつけてきています。
4勝 愛知啓成
ここ近年あまり結果を出せていない愛知啓成ですが、なんと4勝もあげています。2009年に東邦、2010年に東邦と享栄、2014年に享栄に勝利しています。
今年から2014年に三重高校を甲子園準優勝に導いた中村さんが監督に就任されたこともあり、私学4強キラーの復活に期待です。
私学4強の勝敗
ちなみに私学4強の勝利数は以下です。
- 東邦:6勝
- 愛工大名電:5勝
- 中京大中京:4勝
- 享栄:1勝
東邦が6勝と一番私学4強に勝利しています。
ちなみに4強以外の高校に負けている数でいうと
- 東邦:3敗
- 愛工大名電:2敗
- 中京大中京:4敗
- 享栄:6敗
という感じになり、愛工大名電が一番4強以外に強いことがわかります。
まとめ
基本的には私学4強を倒すのは4強で、それ以外だと近年力をつけてきている栄徳、至学館や中村監督が就任した愛知啓成といった感じでしょうか。
今年は春季大会で東邦と中京大中京を破った中部第一が注目されていますが、夏の大会でどのような試合を繰り広げられるのかとても楽しみです。